――俺は『偽物の魔法使い』だった。
貴族の条件は魔法使い。そうした国に生まれた貴族の俺は、魔法が大の苦手だった。
逆転を望んで進学した魔法学校でも才能は開花せず、お家取り潰しの危機を迎える。
このままでは、家族を路頭に迷わせる。絶望した俺は、自身の体に魔法使いの同居者を呼ぶ『転生ガチャ』に全てを賭ける。
『大魔法使いの幼女』を引いた俺は、『本物の魔法使い』になるために、幼女とともに、いにしえの魔法の開発史を駆けのぼることになる。
◆ファンタジー+学園+王国+魔法開発物です。主要な舞台は王都です。
◆完結まで29万字ぐらい書ききっています。毎日順番に投稿していきます。
◆主人公と友人たち、大魔法使いの幼女が、開発者目線で魔法の開発史をたどっていきます。