人が宇宙に出て数百年。
巨大なリング状の構造物の天体間ワープ装置、シンギュラリティ―ゲートの開発で太陽系内の移動が自由になった世界。
果てしない時間がかかる距離を一瞬で移動できるワープゲートができたことで宇宙開発は活性化しコロニー建設競争、宇宙開発競争が起き無数の宇宙船が建造されることになる。
大量に量産された採掘船や貨物船はアステロイドベルトやカイパーベルトから資源を集め、テラフォーミングした火星や各太陽系内惑星の周りにコロニーを建造する。
人の生活圏は星を出て宇宙へ、
輝く星と探求の目、
コロニーはより多くの人の住める環境を作っていき、
長い時間をかけて星を飛び出し、ゲートを使い急速に発展した技術の波に乗り多くの人間がコロニーへと移住し新たな暮らしを謳歌していく。
そうして人類の生活圏を太陽系から延びより外へと伸びかけていたころ、
外の世界からの来訪者があった。
一話二千字程度