多種多様な種族の住む世界《ヴィシュヌ》。
強靭な肉体を持ち、多くの魔力を有する魔族。
精霊や妖精と親和性が高く、多くの魔力を有する半精族。
魔力は少ないが、高い身体能力と獣性を合わせ持つ獣人族。
そして高い魔力も身体能力も持たないが、高い繁殖能力と高い知力を持つ人族。
自然を司る精霊、調停役である妖精、魔力を持つ魔獣、個体数が少なく高い知能と魔力を持つ幻獣。
神に使いであり、神力を与えられた神獣などが、この世界を支えている。
現在、この世界は人族に支配され、他種族は迫害され、人族の奴隷にされている。
その中心となるのが、唯一神クロトアを信仰し、各国にある神殿の総本山でもある聖ロベスタ公国。
それに対し、唯一、大陸の北にある魔族の国が人族に敵対しているが、国を守ることが精一杯で劣勢状態である。
最高神|フ《・》|ェ《・》|ル《・》|メ《・》|ウ《・》|ス《・》が、人族に対する監査及び執行を、ネメシスの天秤に命じた。
最高神の命を受けた女神が、地上に降り立ち、人間を裁定する。
そんな女神と世界の物語である。
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※別の作品も良ければ、見ていってください。
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