伯爵令嬢ステラ・デ・コルサーノは、母のように長男に嫁ぎ女主人として家を仕切ることを夢見ていた。しかし兄の勧めで、友人である文官の伯爵家次男シモーネ・デ・ピノンと結婚することになってしまう。
気は進まないものの生真面目で平凡、結婚相手としては最適な男性—そう思っていたはずだった。だが、二人きりになった途端、彼は底知れないほど甘く、執着するような愛情を向けてくる。
夫の真意に戸惑う中、彼の上司である王女ヴェロニカの招きによって王城で働くことになる。
そこで夫が大きな闇と秘密を抱えていることを知ってしまうが—
愛されること、信じることが試される結婚生活が、静かに幕を開ける。
※本作は重く湿度の高い描写を含むためR15設定にさせていただいています。最終的にはハッピーエンドを予定しています。