ちびっこにぶん回される大人たち、そして変わる破滅の運命──!
【あらすじ】
スペロ王国のハートフォード公爵家の末っ子オスニエル・ハートフォード、エルくん。
生まれた時から体が弱くて領地で療養していた幼い少年は、ようやく「神の病」と呼ばれる病を乗り越えて、都に居る家族の元へ向かうことになった。
その道中に立ち寄った教会で、不思議な男に出会う。
「おにいちゃん、だあれ?」
「私は未来を知る者。貴方は滅亡に向かうこの国を救うため、悪の根源である王家の悪巧みを暴かなければなりません!」
だが、まだ小さいエルくん。神の子と呼ばれるほどに頭は良いけれど、男の言っている意味は分からない。
「こまってるひとは、たすけてあげないといけないんだよ!」
『多分、そういう話じゃないと思うぞ』
不可思議な男の意図とは違った方向へ突き進むエルくん。
その隣には、エルくんとだけ意思疎通可能なクマのぬいぐるみカートン卿。
かわいらしくも破天荒な幼い少年に振り回される周囲の人々に、やがて笑顔が増えていく。そして、いつしかそれは国の未来を変えて行くのだった。
ほのぼのハッピーエンドな話。30〜40話くらいで終わる予定。