ご都合展開、予定調和は(多分)なし。
これは名門魔法学校の用務員が異世界から召喚した少年を女装させたり、一緒に悪戯をして正座で説教させられるファンタジーラヴコメです。
少年漫画的なお下品要素、キャラクター同士の漫才じみた軽快な掛け合い、風味づけ程度のシリアス要素にご注目ください。
【あらすじ】
1000年という長い歴史を持つ名門魔法学校、ヴァラール魔法学院。
最高峰の教育機関と名高いこの学院には、創立当初から数々の問題を起こす魔女がいた。
彼女の名前はユフィーリア・エイクトベル。
学院の用務員として勤務し、面白いことや楽しいことをこよなく愛し、悪戯や問題行動に勤しみ、星の数ほど存在する魔法を自在に操る大天才である。
記念すべき1000度目の入学式をぶち壊し、給料の7割減額を言い渡されても反省の兆しが見えない彼女は、次なる面白さを求めて『異世界召喚魔法』に挑戦する。
用務員の部下であるエドワード、ハルア、アイゼルネと協力して儀式を執り行うのだが……?
「……ここはどこだ?」
「ここ? お前にとっての異世界」
叔父夫婦から虐待を受けて育った異世界人、ショウを新たな用務員の部下に加えて、学院長のケツに氷柱をぶっ刺したり、貴重な素材を無断で使ってメイド服を仕立てたり、食い逃げして捕まったり、学院を火事にしたり大暴れ!
悪戯しては怒られて、時に世界を騒然とさせる事件まで起こったり、ヴァラール魔法学院は今日も大波乱の予感。
「ユフィーリア、君って魔女は!!」
「やっべえ逃げろ!!」
個性豊かなメンツで織りなす魔法と笑いとちょっとシリアス風味な魔法学院ラヴコメディー、開幕!
思わず「そんなことってある?」と言いたくなる事件が今日も起こる!