二十年前に大聖女の力で封印されたはずの魔女が復活し、国は破滅の危機に瀕していた。
そこに立ち合わせていた聖女のマナは、皆を助けたいと大聖女である母の形見に強く願いを込める。
すると、目の前に悪魔が現れた。
命に代えても皆を守ると覚悟を決めたマナは、悪魔レイと「ある契約」を交わす。
レイの力を借りて魔女を討ち果たし、危機を脱した──のだが。
レイはことあるごとに「生気をよこせ」と迫ってくる。曰く、聖女の生気は極上らしい。
強引なレイの要求に困惑しながらも、冷酷な悪魔だと思っていたレイが時折見せる優しさにマナの心は揺れ始めていた。
母のような大聖女になることを目指して、マナは様々な経験をし試練を乗り越えていく。そのそばには、いつもレイの姿があった。
主従関係だった二人の距離は共に過ごしていく内に少しずつ変わっていき、そして、やがて恋に落ちていく。
★第二章から徐々に焦ったくて甘いような恋愛色が強まっていきます
★花◯ゆめやLa◯a風の王道恋愛ファンタジー
※タイトル変更しましたがまだ迷走中です
※他サイトでも掲載しております