それは兄弟で商店街にできたばかりのVRゲーム専門店での出来事から始まったのでした。僕たちはVRゲームに没頭していたのだが、突然、二人ともあちらの世界に入り込んでしまったようでしたーーーー始めは没頭し過ぎただけかと思っていたのですが、外そうにもヘッドセットすら消えている始末。 僕たち二人は顔を見合わせながらもこの異世界に迷い込んでしまったことを後悔するばかりか、実は平凡な日常からの脱出を果たせたことにかえって満足していたのでした〜〜〜
そして二人の新たなる理想郷は遥か彼方までどこまでも広がってゆくのでしたーーーー☆☆☆