突如、現代に発生したダンジョン。
最初は軍が調査していたが、あまりの多さに、低レベルダンジョンは民間が管理するようになる。
出土品や発掘品やドロップと呼ばれるアイテムには未知の物質もあり高額で取引され、それを目当てに探索する者たちはいつしか「冒険者」と人々に呼ばれるようになっていた。
そんなＦランク冒険者の僕、久々津凪（くぐつ なぎ）は一時的に組んだパーティーとともに未踏破の隠し通路を発見する。進んだ先には金色のレア確定の宝箱と、槍に刺された不思議な少女がいた。”先行者の栄光”と呼ばれるファースト・ユニーク・アイテムを手に入れるが、それは惨劇の始まりに過ぎなかった。（ハッピーエンド予定）