「破天荒令嬢」と渾名される公爵令嬢カタリナ(25歳)。
自身が主催する大美術展の準備のため、お抱え(?)の新聞記者ソレルを連れて、臣籍降下した元王族である義理の伯父・シムノー公爵が住むリシャンディエール城を訪れる。
公爵夫妻に、公爵の妹イレーナ、その息子フレデリックと友人バティスト、美貌の伯爵ルシアン、公爵夫人の友人ジョルジェット。
仕事を進めつつ、一癖も二癖もある人々と社交を楽しんでいたところ、殺人事件が勃発。
駆けつけてきた城の警備隊長カトー大尉は、「よしッ わかった!」と雑に侍女が犯人だと決めつけ、冤罪まっしぐらの暴走を開始。
見かねた公爵に依頼されたカタリナは、渋々捜査に乗り出す破目になる。
被害者は、なぜ殺されたのか?
犯人は、なぜ宝石を残して、レースの襟飾りを奪っていったのか?
タイムリミットは三日後の検死審問。
カタリナは、真犯人を告発し、無辜の侍女を火刑から救うことができるのか──
※個人企画「春の異世恋推理'26」参加作品。
※異世界恋愛ミステリ「公爵令嬢カタリナ」シリーズ第10作目です。
一応、単独でも読めるようにはしていますが、既発表「公爵令嬢カタリナの計略──大伯母様の遺産は、伯爵令嬢が幼馴染4人を毒殺した超事故物件!収益化しないと人生詰むので、真犯人をしばき倒してご覧にいれますわ!」の直後の話なので、そちらもご覧いただいた方がわかりやすいかもです。
※喫煙シーン、また流産に関する言及があります。
※途中、この中の誰が殺されるのかを予想する「被害者当て」をします。ぜひご参加ください!