周囲から恐れられながら生きていた「物従」の大魔法使い、オクルス・インフィニティが預かったのはヴァランという1人の少年だった。
孤独だったオクルスは、預かっている子どもをできる限り大切にしていく。
そんな中、オクルスの前世の記憶から、ヴァランが自分の死をきっかけに闇堕ちし、世界を滅ぼしかけることに気がついた。
ヴァランを世界の敵にしないため、オクルスは嫌われることに決めた。
しかし、オクルスにとって想定外の方向へと進んでいき……。
「オクルス様、もう二度と離しません」
待っていたのは、ヴァランからの執着ともいえるほどの愛だった。
注意 こちらはBL作品となります。