公爵令嬢シェリィは、いわゆる「捨てられ令嬢」だ。
父が消え、家を失い、婚約者からは婚約破棄を告げられた。挙げ句に子どもの頃から仕えてくれた守護妖精にも裏切られ、シェリィは何もかも失った。
そんな焼けっぱちになったシェリィが召喚した使い魔は、ちょっと変だった。
「そなた、何者だ! 俺を誰だと思っている⁉︎」
「私は貴方のご主人様のはずなんだけど…」
父に何があったのか、そして誰がシェリィにとって本当の味方だったのか。シェリィは、魂だけ一時的に召喚された皇太子の力を借りて、本当の愛を知り真実に近づいていく。
これは、捨てられ令嬢が悪事を暴いて強くなり、最後は世界を救っちゃうかもしれない物語である。