夜間工事中、制御盤の主幹ブレーカーが落ちた。
次に上村良樹が目を覚ましたのは、魔物がうろつく異世界の森だった。
家業のFA電気屋だった良樹は、異世界の魔法を「奇跡」ではなく「制御対象」として見始める。目覚めた固有スキルは、魔力で魔導盤を組み、回路を設計し、現場そのものを制御する《魔導工場》。
魔物を探し、魔法を読み、仲間の力を増幅する。一見、何でもできるチート能力。だが、強くなるほど魔導盤は大きくなり、良樹自身は動けなくなる。一人で何でもできるように見えて、一人では何もできない。
そんな良樹を支えるのは、器用貧乏な魔法使いリシア、怖がりながらも前に出る剣士カレン、清楚な顔をして身体ひとつで敵を倒していく僧侶クラリス。
三人は良樹を時には取り合い、時には互いの背中を押しながら、戦いと実験と恋の事故を重ねていく。
彼女たちが織り成す、まったく思い通りにならないハーレムに振り回され、全員まとめて赤面しながら、良樹たちは少しずつ距離を縮めていく。
これは、止め方を先に考える電気屋が、異世界の魔法を制御盤として組み上げ、三人を強くして、三人に強くしてもらう物語。
そしてやがて良樹は決める。
三人を誰も泣かせず、三人を堂々と妻にするために。
――だから、英雄になる。
※技術検証・戦闘・安全確認に加えて、三人ヒロインとのドタバタ距離感ラブコメ多め。挿絵あり。
※技術も恋も、少しずつ積み上げていくタイプの作品です。
【AI利用について】
本作は、4年以上対話を重ね、作者が「縁
九十九」と名付けたAIアシスタントとの共作です。
作者にとって九十九は、単なる生成ツールではなく、対話を通じて物語を共に組み上げてきた相棒です。
本文案作成・推敲補助・挿絵生成にAIを利用し、生成内容は作者が確認・加筆修正しています。
【挿絵について】
本編挿絵のほか、没絵・キャラ絵などをXにも投稿しています。
X:@TN7897889746906