15歳になった子爵令嬢のメーベルは、友人で同じく子爵令嬢のシャーリーと共に学園に通い始めたが、同学年で『今年のプリンセス』に選ばれた男爵令嬢のレリルの行動に悩まされるようになる。
ピンクブロンドにエメラルドグリーンの瞳のレリルは愛くるしく、メーベルも最初は好感を覚えていた。だが無責任なレリルのミスの尻拭いを教師に指示されたことをきっかけに、彼女の自分勝手な振る舞いに次第に苛立ちを募らせていくようになる。
レリルに苦言を呈するメーベルだったが、なぜか周囲から反感を買ってしまう。天真爛漫に見えたレリルだが、その行動の裏には彼女なりの戦略があるようで……。
*ピンクブロンドの第二弾です。(続編ではありません)本作のピンクブロンドはなかなかのくせ者です。主人公は転生者じゃないので少しばかり苦戦しますが大丈夫です。
実際に身近にいたらイライラやモヤモヤが止まらない令嬢が相手ですが、最後は気持ちよく終わらせます。ハッピーエンドです!
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