公爵令嬢ローゼは十年間も妃教育を受けたにもかかわらず、皇太子から婚約破棄され、あまつさえ皇太子の近衛騎士エリアスとの結婚を命じられる。
さらに皇太子の差し金で、結婚初夜にエリアスから愛さないと宣言されてしまった。
蝶よ花よと育てられた公爵令嬢が、夫から愛さないと言われ、市井で騎士妻の暮らしをするなど耐えられるはずがない――と思われたが、なぜか毎日楽しそうに家事をするローゼ。
訝しむエリアスだが、段々と彼女に惹かれていき……。
「愛することはない」と言った夫と言われた妻が、互いの真実を知るまで。
※カクヨムにも掲載