クランを追放され、ダンジョンの廃棄区画で遺物回収を押しつけられた相馬蓮司。
誰も欲しがらないハズレ遺物を処分するだけの底辺仕事――のはずだった。
だが、彼の【解体】はただ壊すだけではなかった。
壊れた遺物の内側に眠る『未発見スキル』だけを取り出せる、規格外の力だったのだ。
攻略組が見向きもしないガラクタから、レアスキルをひとつずつ独占していく蓮司。
やがてその力は、トップ攻略組すら知らないダンジョンの裏報酬を暴き始める。
捨てられた回収屋が、誰よりも先に価値を抜く。
これは、ハズレ遺物を解体して最強の独占者になる男の成り上がり譚。