結婚式をわずか三ヶ月後に控えたある日。
マリアベルの婚約者である王太子殿下が、突如として姿を消した。
残されていたのは一枚の置手紙。……そう、殿下は愛する女性と「駆け落ち」したのだ!
前代未聞の醜聞に王宮が揺れる中、放置された婚約者であるマリアベルは、怒りに震える。
けれど――この駆け落ち、あまりに手際がよすぎない?
これは本当に、愚かな恋に狂った王子たちの自発的な駆け落ちなのか?
それとも、誰かが裏で糸を引く、恐ろしい陰謀の序章なのか――?
捨てられた令嬢が仕掛ける、王太子の「駆け落ち」の裏に潜む真実を暴くミステリーファンタジー!