救うはずの技術が、人を殺す。
ネオンと影が交錯する電脳と鋼の都市──ヘイローシティ。
富裕層〈トップス〉と貧民街〈アンダーズ〉の格差は天と地ほど。
かつてトップスにいた少女ヴィクは、両親を殺された事件をきっかけにアンダーズへと落ち、最底辺で修理屋として仕事をしながら生き延びていた。
しかし、いつものように廃棄物処理区域でジャンクを回収していたとき、そこで偶然拾ったひとつのチップが、自身の運命を狂わせることになる。
追跡者、裏切り、暴走する機械。迫りくる脅威の中で、ヴィクは信じる技術を守るため、自らの腕と知恵で抗う。