「時計の針を届けなければなりません。ワタシが運ぶのはワタシとお前です」
渡さなければならないブツに手をつけて僅かに時間を止める能力を得た義体技師のディストは、姉の事件に関わっていた銀雲急便を皆殺しにしようとするも返り討ちにあってしまう。
しかし殺されることはなかった。同じく時間操作能力を持った銀雲急便の少女、レーニャと共に自分自身を、彼女の父である【銀炎】のもとへ運ぶ仕事をするか、運搬物として自由なく運ばれるかの二者一択を迫られる。ディストは事件の根幹を知るため銀雲急便への所属を決意。
白い砂漠を横断するなかでチームからの訓練。敵対組織からの襲撃を切り抜け、【銀炎】の下にまで辿り着くが――。
表紙イラストはめすおすし(@mesuosushi_psd)様より。
投稿長く遅れていて申し訳ないです。終末の青春配信が完結したので近日中に再開します