【番外編不定期更新中⭐︎】
公爵令嬢レティシアは、王国の大公エリアスに想いを伝え続けてきた。
けれど、ある夜、不思議な魔導書に導かれ、前世の記憶を取り戻す。
「……エリアスなんて、ただ顔がいいだけじゃない……」
そして、気づいてしまう。
「若くして病に倒れた前世……私を最期まで愛し続けてくれたのは、本当は……誰?」
恋を手放した瞬間から、エリアスの様子は豹変する。
「俺たちは愛し合っていたはずだ……そうだろう?」
「お前はここから出られない。....永遠にな」
甘美な囁きの裏に滲む狂気。
一方、第二王子リオンは優しく手を差し伸べる。
「無理はしなくていい。……君は君のままでいてほしいから」
前世と今世、二つの想いが交錯する中、レティシアの心が選ぶのは――。
*本編のパラレルワールド設定の短編もございます。
未読でも本編に影響はありません。
興味ある方は覗いてもらえると嬉しいです。
追記:歪んだ愛がテーマの新作書きました!興味あればぜひ!