三年より前の記憶がないアイリスは、山の中でひっそりと暮らしていた。
アイリスには秘密があった。
それは魔法を生み出す魔法を使え、世界を救うとされる力を持つ『伝説の魔法使い』ということだ。
「いやいや、私にそんな世界を救う力なんてないんですけど!」
自分が伝説の魔法使いというだけで様々な人や闇組織に狙われてしまうので、そんな力は隠し通すと心に決める。
ひっそりと平穏な生活を望む中、魔法の師から借金(主に酒代)を背負わされたり、うっかり高ランク魔法師を叩きのめしたりと大いに目立ってしまう。
しかも昔から殺される夢を視ており、自分を殺す男とそっくりの人に出会うが、知らぬ間に溺愛される。
「俺の恋人になってくれないか」
「………………………………………………………………………………はい?」
アイリスは平穏な生活を送ることができるのでしょうか。
(※序盤から無理です!)