高校生でありながらアイドルとして活躍していたあかりは、メンバーへの誹謗中傷をしていたという身に覚えのないスクープにより大炎上し、自殺を図る。死ぬことはなかったものの、幽体離脱をしてしまったあかりは、そこで唯一自分が見え自分を推していたヲタク高校生の天晴(あまはる)と出会う。あかり推しの天晴はあかりを元の身体に戻そうとするが、自分を死んだもの扱いするあかりは、天晴が死者に囚われないよう担当をやめさせる──『担降り』をさせようと決意する。その過程で世間に憎まれ死を望まれた末に刑が執行された死刑囚の青年、余命幾ばくもない少女と出会い交流を重ねていくが、別れのタイムリミットは刻々と近づいていき──。
近づくほどに遠ざかる、秘密を抱えた二人の、恋ではくくれないひと夏の逃避行。
他サイト掲載あり・以前投稿したものの改稿版です。