葦藁 孟(あしわら たける)は、とある神様の師匠から「次行ってこい」と言われ異世界へと転移する。といっても異世界転移は2度目のタケル、師匠のところへ転移したことをカウントするなら3度目となるため、そこまで慌ててはいないが面倒なのも確か、しかし師匠から離れるのは魅力的。相棒のサクラと転移後すぐの街で薬草採取まったり生活をしばらく続けようと思ったものの、仲間になった少しーーいや、かなりーーアホで美人で圧もクセも戦闘も含めてやたらと強いダークエルフのお姉さんセイラと共に旅をすることに。道々とんでもない理不尽、コント、突っ込み、案内役のセイラに文句を言いつつ、ちょっと古くさい相棒のサクラに文句を言われつつ、師匠から離れても結局休む間もなく世界の混沌に巻き込まれていくーーうわぁまた!!ちょっとは休ませろ!!ーーと思っても師匠が怖すぎて口に出せないタケル。目を離すと途端に食べ歩くか捕まるが、戦いでは敗けは論外の外、常に師匠の恐怖で敵の驚異を塗り潰し圧倒的に倒していく、頼りになるが頼りない矛盾系主人公タケルが師匠より怖いものはやっぱり無い、と再確認する異世界ファンタジー。
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