アンデスの少数民族の里で暮らしてきた麻生彩昂は、現地マフィアに狙われる義妹を連れて5年ぶりに日本へと帰国した。高校の入学式に間に合わず、二週間遅れて登校した彩昂は、放課後の空き教室でふたりの少女と再会する。ひとりは初恋の幼馴染みである宮津みらい。そして濡羽色の髪の美少女、真崎撫子。彼女はかつて彩昂にトラウマを与え、海外に渡る原因を作った人物だった。南米では英雄。でも日本ではちょっと残念な少年と少女達の物語。カクヨム、ノベルアップ+でも投稿しています。
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