中世において北海を手中に収めていてたデンマーク王国。しかし、王国近世から現代まで、幾多の苦難に見舞われた。その結果、かつてのスカンディナヴィアの盟主は今やユトランド半島一体のみをかろうじて保持しているだけだった。そして19世紀中頃、当時飛ぶ鳥を落とす勢いのプロイセンがデンマークの領土であるシュレースヴィヒ・ホルシュタインに手を伸ばしてきた。宰相ビスマルクを筆頭とし、軍事内政に秀でた人材を多数要するプロイセン王国に主人公は弱小国となったデンマークを率いて勝つことができるのか。
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