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取得日時> 2026-05-18 00:10:13
夫の幼馴染の娘に、娘の名前を譲れと言われたので、夫ごと捨てます~前世の物語では“名無し”になった娘が消えるそうですが、母親なのでお断りです~
侯爵夫人エレノアは、夫アルベルトに冷遇されながらも、四歳の娘リネリアを守って暮らしていた。
この国では、洗礼名はただの呼び名ではない。子どもの薬箱、部屋の守り、相続権、迷子札、魔法の加護。すべてが名前に結びついている。
そんなある日、夫は幼馴染セシリアとその娘ミーナを屋敷へ連れてきて、当然のように言った。
「リネリアの名前を、ミーナに譲ってやってくれ」
病弱で社交に出られない実の娘より、聖女の血を引く幼馴染の娘を侯爵家の長女として扱う。だからリネリアには別の名をつければいい、と。
その瞬間、エレノアは前世の記憶を思い出す。ここは前世で読んだ物語の世界。娘リネリアは名前を奪われ、“名無しの子”として誰からも正しく呼ばれないまま消えていく。夫が妻への愛に気づくのは、娘がいなくなった後だった。
冗談ではない。
夫に愛されるために、娘の名前も命も差し出す気はない。
「分かりました。では、離縁しましょう」
名綴りの力を持つエレノアは、娘の名前を守るため屋敷を出る。小さな手を握り、名札のついた鞄を抱えて。
一方、エレノアが去った侯爵家では、彼女の地味な名綴り魔法に支えられていた管理と加護が、静かに崩れ始める。

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