隣国の王太子サイレスの歓迎舞踏会でシルフィアは婚約者である第二王子から婚約破棄を言い渡される。婚約して5年。普段からいい加減で仕事もろくにしない第二王子に辟易していたシルフィアはこっちから願い下げ!と言い返す。それを見ていたサイレスが婚約破棄したならオレのところに来いと俺様な発言で婚約を申し込まれる。
家族会議の結果シルフィアはその申し込みを受けることに。新たな国で生き生き生活するシルフィアは、最初は不安に思っていたシルフィアはサイレスに溺愛されているうちにかけがえのない存在と思うようになる。
結婚式前に隣国に引っ越したシルフィアだったが、周りで盗難事件が頻発するようになり、その犯人としてシルフィアの名前が挙がるようになる。
シルフィアは無実を証明する為に捜査を開始する。