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取得日時> 2026-05-30 00:10:13
愛さないと言った夫が豹変しました~囚われたわたしが夫の真実を知るまで~
「殿下のご命令だから受け入れたが、俺は君を愛するつもりはないし、妻として遇する気もない。ここでの生活は認めるが、俺に迷惑はかけないでくれ」
 シャルリーヌは結婚式を迎えた日の夜、寝室にやって来た夫にそう言われた。
 それから1年。
 家の主人である夫に顧みられないシャルリーヌは、使用人たちからも見下され、肩身の狭い思いをして生きていた。
 夫は王太子の側近であるため城に部屋を賜っていて、家には滅多に帰って来ない。
 日々の食事すら用意されないこともある、囚人のような生活に、シャルリーヌの心は限界に達していた。
(もう我慢できないわ。ディアーヌ様の顔を立てるために我慢してきたけどもうたくさん)
 ディアーヌも、一年も白い結婚を続けていたと知れば離縁を認めてくれるだろう。
 シャルリーヌは夫と離縁する意思を固め、休職中の侍女の仕事に戻ろうと決意する。
 そして、城で暮らす夫へ向けて手紙を書いたのだが――何故か彼は、血相を変えて帰って来て、シャルリーヌを部屋に閉じ込めてしまった。
 それどころか、シャルリーヌを虐げていた使用人たちを次々と解雇しはじめて、生活の面倒を自分が見ると言い出して…?
 いったい何が起こったのか。
 夫から逃げ出したいシャルリーヌは、閉じ込められた部屋の中で考える。
 彼は本当に夫だろうか。
 いったい何が起こったのか。
 シャルリーヌは知らない。夫に、一度目の人生の記憶が蘇ったことを――

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