戦史を研究する大学生が、ある夜、机に突っ伏したまま眠りに落ちる。
次に目を覚ました場所は、見覚えのない軍服の袖と、不思議な感覚が漂う部屋だった。
彼が告げられたのは、太平洋戦争末期の“ある島”への赴任命令。
そこは、歴史の中で最も苛烈な戦いが待つ場所として、彼が誰よりもよく知っている島だった。
現代と過去を往復する奇妙な眠りの中で、彼は気づく。
この島には、まだ時間がある。
まだ、誰も知らない未来がある。
そして、自分だけが“結末”を知っている。
限られた時間、限られた資源、変えられない歴史。
その狭間で、彼は一つの問いに向き合うことになる。
――もし、もう一度だけ歴史に手を伸ばせるとしたら。
――その手は、誰を救い、何を守るのか。
静かに始まり、やがて島全体を巻き込む“リバイバル”の物語が動き出す。