生徒会長の緒方先輩が、いい笑顔で言った。
「ヒロシ、同じ高校に来い」
なんと進学先として最難関校を指定されてしまった。しかも、次期生徒会に、それをミッションとして与えたと言う。
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色々と不器用すぎる田中ヒロシは、中学一年になった頃には、すっかり後ろ向きな性格になっていた。友人もいないが、チョットしたことから、生徒会の方々と親しくなり、それからヒロシを取り巻く環境が変わって行く。
これは高校生になったヒロシの夢「彼女を作って仲良く下校したい」に真剣に取り組む話です。
**短編のつもりで書いていたら長くなってきたので、短期連載に変えました。更新不定期で書いていきます。**