虐げられて育った少女が、少しずつ“居場所”と
“愛されること”を知っていく物語。
山間の商家で虐げられて育った娘・春燕は、
大商家・琳家の若き当主・凌偉と婚約することになる。
冷静沈着で、誰にも心を許さない男。
——そう聞いていた。
けれど共に過ごすうちに、
春燕は彼の奥にある“孤独”と“静かな優しさ”に触れていく。
そして凌偉もまた、
何も持たなかったはずの少女に、少しずつ心を動かされていくが——
彼には、決して踏み込ませない過去があった。
近づきそうで近づかない距離。
すれ違いながら、それでも惹かれていく二人。
これは、
“誰かのために生きてきた二人”が、
初めて自分の心を知っていく物語。
派手な展開はないけれど、
少しずつ大切にされていく恋や、
“居場所”を見つけていく物語が好きな方へ。
※現在第二章連載中。関係が少しずつ動き始めています。