最弱属性――空気魔法。
戦えない、役に立たない、ただのハズレ能力。
そう言われた少年アルトは、魔法学園で嘲笑の的になっていた。
だが彼は、諦めなかった。
前世の知識を活かし、空気を「現象」として観察する。
圧力、流れ、振動――
「なら、武器になるはずだ」
仮説を立て、検証し、失敗を繰り返しながら、ついに辿り着いたのは――
圧縮した空気を撃ち出す魔法《エアショット》。
最弱だったはずの力は、初めての実戦で魔物を一撃で貫く。
だが、これはまだ始まりにすぎない。
次に彼が目指すのは、
空気を“刃”へと変える新たな魔法――
最弱属性を科学で覆す、研究型成り上がりファンタジー、開幕。