アラフォー独身、病気で人生を終えたはずの俺は、目が覚めると女の子に転生していた。
しかも成長してみれば、読者モデルもこなすほどの美少女高生・福原瑛里。
「……いや、中身はまだまだおじさんだし。女の子っぽく振る舞うなんて無理」
ボッチも辞さない構えで、静かに生きようとしていたある日。私は家電量販店で、隣の席の地味な男子・藤井くんと遭遇する。
そこで私と彼が同時に手を伸ばしたのは、前世で俺が愛してやまなかったあの機体のプラモデルだった。
無愛想だったはずの彼は、実は伝説のモデラーを祖父に持つ、超絶技巧の「ガチ」モデラーだった!
しかも、よく見ればかなりのイケメン。
お昼休みは、私の作ったお弁当を二人で食べ(中身はおじさんの手料理だけど!)。
放課後は、彼のアトリエで二人きりのプラモ製作。
中身はおっさんのはずなのに、藤井くんの真剣な横顔や、ふとした瞬間に触れる指先に、私の中の『乙女』が目覚めていく。
「待て、俺は男だ。……いや、今は女なのか?
だから……アイツにドキドキするのもアリなのか!?」
「プラモ作り」も「女の子」も、そして「恋」も初心者な私のアップデートが今、始まる