クラスごと異世界召喚された高校生の天道アタル。「光の勇者」たちの中で一人だけ「無能」と判定された彼は、魔境『深き森』への追放を言い渡される。
その理不尽な決定に唯一異を唱え、「間違った主君には仕えません」とアタルとともに追放されたのは、生真面目なクラス委員長である冷泉カエデだった。
死地に向かうはずの二人だが、天道アタルの持つ豪運にすべては解決する。
歩けば伝説級アイテムに当たり、寝ていれば敵が自滅。
運で手に入れた豪華な洋館を、カエデが魔法でピカピカに磨き上げ、絶品料理を振る舞う。
「だらしないですね。ほら、口元が汚れていますよ」
口うるさくも甲斐甲斐しい元クラス委員の『大聖女』――冷泉カエデに世話を焼かれ、さらに、森で拾った女騎士や獣娘たちも洋館の住民として加わる。こうして、アタルは意図せずに快適なスローライフを謳歌することに!?
これは、圧倒的な「運」で異世界を無双し、幸せを掴み取る物語である。