久遠女学園――それは、古より“縁”に守られし、格式高き女子学園。
だが今、目に見えぬ呪いが、少女たちの心に静かに忍び寄る。
選ばれし者たちは「封縁乙女(ふうえんおとめ)」として、縁を癒し、呪いを鎮める使命を帯びていた。
霊的因縁に干渉する力──縁力(えんりょく)
封縁乙女だけが使える、その不思議な力を武器に、彼女たちは学園に渦巻く“想い”と対峙していく。
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第二部「夜あるく」編では、夜の学園に現れる“縁妖(えんよう)”と、彼女たちを解き放った何者かが学園に影を落とす。
そして現在展開中の第三部「悪霊の女王」編では、少女たちの間で密かに広がる“おまじない”──「小さな願い」がもたらす“呪いの連鎖”がテーマ。
些細な願いから始まった“祈り”は、いつしか人を傷つける“呪い”へと姿を変えていく。
彼女たちは、自らの“想い”にどう向き合い、どこまでを“願い”と呼べるのか。
封縁乙女・佐々木葵が辿るその先には、
「悪霊の女王」と呼ばれる存在との、避けられぬ対決が待ち受けていた──
学園を蝕む“静かな呪い”の物語が、今、深く深く進行していく。