エミリエール領主の娘
アイシェ・エミリエール。黒髪に血に染まった赤の瞳。〈呪われた子〉と呼ばれていた。対して、父親の養女であるマリナ・ドティフ・エミリエールは金髪に太陽に染まる橙色の瞳。〈聖女〉と呼ばれていた。そんな噂があっても、アイシェはマリナのことを愛していたし、マリナもアイシェのことが大好き――のはずだった。
ある日、マリナが攻撃される殺人未遂が起こった。アイシェは隣にいたマリナを守ろうとしたが、全てはそのマリナの陰謀だった。そうして、アイシェはマリナにより処刑されてしまう。
「人間には、生まれ変わりたくないと、そう願ったのに。神というものはわたくしの望みをかなえてくださる気はないらしい」
〈零章〉あらすじ
敵対している隣の領地、ヒサミトラール領主の娘
クリスティーネ・ヒサミトラールとして生まれ変わる。でも、我儘で、嫌われ者だったらしい。
〈一章〉あらすじ
転生してから五年。家族からの誤解はとけ、貴族学院へ入学!
新魔法の開発者として、他領の領主一族と出会ったり、先生と研究をしたり。夏季休みでは他領の騒ぎに振り回される!?
ようやく春季休みになったと思ったら――?