※本作の英語版は、作者本人のRoyal
Roadアカウント「Qifeng」にも掲載予定です。
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王都の会計局で働く二十七歳の伯爵令嬢エレノア・レスターは、婚約者の第二王子アルベルトから横領の濡れ衣を着せられ、聖女候補セシルに婚約を奪われてしまう。追放寸前の彼女を救ったのは、“呪われ公爵”と恐れられる三十二歳の辺境公爵ルシアン・グレイフォードだった。王都の干渉を防ぐための契約結婚を提案されたエレノアは、一年だけ妻役を務めることになる。前世で三十一歳の経理OLだった記憶と、触れた帳簿や契約の歪みを見抜く浄化魔法を武器に、彼女は赤字だらけの領地と公爵の呪いを立て直していく。やがて帳簿の先に見えたのは、王族と偽聖女が隠していた救済金横領の証拠だった。契約から始まった夫婦生活は、領民に愛され、元婚約者に後悔され、気づけば本物の恋になっていく。