「アルバート殿、私に婿入りしてくれないか」
突然の逆プロポーズから始まったのは、戦公女の異名を持つ最強公爵令嬢と“できそこないの落ちこぼれ”による逆転結婚物語。
魔法の名家と名高いグランヴィス侯爵家の嫡男『アルバート』。
彼は侯爵家の跡取りとされながらも『魔法が扱えない』ことから無能の烙印を押されて父親や周囲から蔑まれていた。
だが、アルバートはへこたれない。
侯爵家存続のため、家族のため、幼い頃から共に育った愛する婚約者のため。貴族の嫡男としての責任を果たし、育ててくれた恩に報い、期待に応えるべく、ひたむきに努力をずっと続けていた。
そんなある日、アルバートは婚約者の父親から婚約破棄を言い渡されてしまう。同日、実父からも『後継者は弟にする』と告げられ、アルバートは屋敷を追い出されるように辺境への隠居を命じられてしまった。
全てを諦め、一人で辺境に向かうアルバート。しかし、その道中で事故に遭い、気を失ってしまった。
彼が目が覚ました時、目の前にいたのは『戦公女』の異名を持つ公爵令嬢だった。
王族に次ぐ影響力を持つという公爵令嬢との出会いが、アルバートと世界の運命を大きく変えていく。
『戦公女』と『できそこないの落ちこぼれ』による世界最強で最高の夫婦になっていくファンタジーが今ここに始まった……!