「鈴蘭の聖女」として神殿の奥深くで毎日祈りを捧げて過ごしていたシェスタは、ある日、伯爵令嬢だという女性に部屋を追い出される。使用人としてシェスタが辛い毎日を送るうち、国の結界が少しずつ綻び始めた。シェスタの祈りが結界を守っていたのだ。そんなことも知らず、伯爵令嬢は、シェスタの「鈴蘭の印」をも奪おうとする。印が奪われたその時、現れたのは、シェスタのかわいがっていた黒うさぎ……もとい、魔王だったのだ。
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