40歳のしがないSEだった俺は、過労で倒れた瞬間、異世界の城塞都市で目を覚ました。
名前はラース。
転生したその日から、投石と槍衾の訓練を受け、3日後には戦場へ駆り出される。
迫り来る帝国軍。飛び交う矢と火球。仲間の死。
そして――援軍として現れた若き将軍カインの戦死。
混乱の中、俺も火球を受けて倒れ、帝国兵に首を刎ねられた。
……はずだった。
次に目を覚ましたのは、1年前の39歳のラースの身体。
40歳になった俺は、再び戦争に巻き込まれ、また死ぬ。
そしてまた、時間が巻き戻る。
これは――
死ぬたびに若返り、未来を変えようと足掻くおじさんの物語。