研究所の職員が過労で亡くなってしまった。
国から委託されて異世界素材の研究していた研究所。
政府から労働環境改善を提案され、『国営異世界旅行』に招待された東峰
灯鞠(とうみね
ひまり)。
研究員が研究素材のある異世界で、『休み』を謳歌することはできるのか?
社畜体質の灯鞠がどう立ち回るのか?
現地のコンダクターと上手くやれるのか?
行きと帰りを繋ぐゲートはまちまちという。ちゃんとした帰り道を確保する為にも、心正しく過ごす事も求められる試練もある。
何気なく過ごしているのに、社畜体質は抜けず、巻き込まれていく中で、最初にあった精霊は見えそうで見えないホミバード。
隠密や認識阻害のスキルで忍者のような彼らから依頼された仕事は・・・・。
異世界との常識の違いに困惑しながら、自分の気持ちを大切にしていく事を学び、芽生えた恋心、楽しい仲間との旅を経て、異世界でスローライフをする筈が、何故か奮闘してしまうお話。