江戸深川の町医者・三養堂の長尾刹那は、母を拐かした女衒を殺すことを生きるよすがとしていた。が、腕のいい彼は美形も災いして患者はクセつよ多め。
居候である眉唾お太鼓医の梅之助、怪力あんま医の弥九郎は、そんな刹那を陰から護る用心棒。
なぜなら刹那は、千住の大侠客の秘蔵っ子なのだから。
娘を失った父親の復讐代行、とある薬が引き起こす事件、商家の娘の縁組に隠された謎……。
お江戸の闇、人の欲が引き起こす怪事を、三養堂の三人が転ばして斬って薬を塗ったり塗らなかったり。
さんすくみなカマイタチ(?)の、ドタバタ日常奮闘記。