千利休が切腹するまでの一年間をクローズアップしたSF風小説です。
※1590年頃活躍した武将たちが多数登場します。
☆☆☆
時は天正18年2月1日。
朝起きると千利休になっていた私。
なんでも、山田次郎の作ったトンでも装置で、
何人もの人が過去に飛ばされたらしい。
千利休となった私は、
当時使われていないカタカナ用語を連発したり。
豊臣秀吉の城・聚楽第(じゅらくてい)で迷子になったり。
めちゃくちゃな点前を勝手に作ってみたり。
とにかく、ハチャメチャな利休像を作り上げます。
途中、何度も利休七哲の細川三斎、古田織部らに助けられ、
茶の湯のド素人が桃山時代を乗り切ろうと、
必死に茶道の勉強をし、千利休として1年間を生きます。
翌天正19年2月28日には、
未来へ帰るための切腹が必要なのですが、
果たしてその日まで無事でいられるかどうか・・・
☆☆☆
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YouTubeでは、おまけコーナーとして、本文の補足説明を別途しています。