あらすじ朗読ツール  (β版テスト中...)

 ※ブラウザによっては動かない場合があります(Chrome推奨)

● あらすじ朗読、小説選択(小説家になろう)

 取得 
取得日時> 2026-04-22 00:10:11
婚約破棄されたので、婚約者だった王子の死亡フラグを折る仕事を辞めます
公爵令嬢リーゼロッテには秘密がある。
九歳で目覚めた《未来視》——未来を視る力。そしてその力で、婚約者であるアレクシス第一王子の死亡フラグを、八年間折り続けてきたこと。
毒を代わりに飲んだ。暗殺者を密かに排除した。崩落する建物から遠ざけた。
代償は大きかった。髪は白く変わり、頭痛は日に日に増し、命が削られていく。
それでも構わなかった。好きだったから。
九歳の顔合わせの日、「髪、きれいだな」と笑ってくれた王子のことが、ずっと好きだったから。
けれど王子は気づかない。八年間、一度もリーゼを見なかった。
知っているのは「婚約者は地味で退屈な女だ」ということだけ。
そしてある日、王子は大広間で高らかに宣言した。
「リーゼロッテ。私は、真実の愛を見つけた」
——知っていた。三日前に、未来視で。
リーゼは微笑んで受け入れた。
「殿下のお幸せを、心よりお祈り申し上げます」
八年間の片想い。八年間の自己犠牲。全部、終わり。
もう視ない。もう守らない。もう、あの人の未来は追いかけない。
ヴェルナー領に帰って、自分の人生を生きる。
——そのはずだった。
馬車の中で目を閉じた瞬間、最後の未来視が走る。
暗い部屋。金色の髪が血に濡れて倒れている。
王子の死。三日後。
「知りませんわ」
リーゼは呟いた。もう関係ない。もう婚約者ではない。
でも——視えてしまった。
これは、「もう関わらない」と決めた元婚約者が、それでも視えてしまう死亡フラグに抗い、やがて自分自身の運命と向き合う物語。

※ブラウザによっては動かない場合があります(Chrome推奨)
※一行が長いと音声が停止するAPIのバグが有るようです。
 再生が停止してしまう場合は、バージョン2をお試しください。
  • ● 途中で止まる場合、コチラへ>
  • 朗読Ver2

※「小説家になろう」の非公式の支援サイトです。
※「小説家になろう」は株式会社ヒナプロジェクトの登録商標です。