【二章完結】
幼馴染であり親友同士の天空とイヴァン。
二人は何でも分かち合い、平和な日々を過ごしていた。
しかしある夜、天空が自宅のベッドで眠っていると突然天井から降ってきた女の子によってその日常は崩れ去る。
驚く天空の前で女の子は怯えながらこう告げた。
「お願い……助けて……!」彼女が何者なのかも分からぬまま天空のもとに異世界からの追手が現れる。
次々と現れる魔物たちは女の子を「元の世界へ返せ」と言い放ち襲いかかる。
逃げる少女、戦う天空、駆けつけるイヴァン。
やがて彼らは知ることになる――世界の境界にそびえる「異界樹」の存在を。
――何故、女の子は天空のもとに現れたのか?
――異界樹とは一体何なのか?
――天空の運命はこの出会いによってどう変わるのか?
上の世界と下の世界が交わるとき、運命の扉が開かれる――これは二つの世界をつなぐ
《異界樹》
を巡る少年の物語。
※2025年1月31日公開です。コミカライズ目標に書いてます。
※誰も書いたことが無い世界最高だと思う物語を書きます。宜しければ是非読んでみてください。