私、悪役令嬢のエリーゼ・フォン・キャロルットは思い出してしまったのです。
よりにもよって婚約者であるフィオナ王太子殿下との婚約パーティーの真っ最中に。
ここは前世でプレイしていたゲームの世界で、最推しは婚約者の弟君のリオネル第二王子。
このまま行くと最推しの彼は、闇落ちラスボス死亡ルートに直行してしまうと……!
そんな事にはさせません。例え悪役になろうと、死亡フラグが立っても、私がリオネル様を守る!
と、意気込んでいたけれど、悪役プレイが出来なくて失敗ばかり。
なのに、婚約者も最推しも、何故かヒロインまで悪役令嬢の私への反応が好意的に変わってきて……まさかの大円団生存ルートに?!
一難去ってまた一難、今度は北のドルンゲン帝国の狂帝に目をつけられてしまい……!