失恋した僕と、失恋した少女が『嘘の恋人』になって始まる恋物語
幼馴染の少女・吉田葉月に密かに恋をしていた高校生、当馬響司。
ある日、葉月から告げられたのは
「私、沢くんのこと好きになっちゃったんだ。協力してくれない?」
という言葉だった。
告白する機会がないまま、響司の初恋は終わりを迎える。
友情を壊したくない。幼馴染を失いたくない。
考えた末、響司は親友・沢須直と葉月の関係を後押しする。
響司、葉月、沢、そして沢の幼馴染・安倍華音の四人でダブルデートすることになり、響司は気づく。
華音もまた、沢に恋をしていた。
そして、すべてを察していた。
本当の気持ちを隠すため、沢と葉月の恋路の邪魔者になってしまわぬように
響司と華音は“いつわりの恋人”になる。
これは、当て馬同士が紡ぐ、偽りから始まる恋の物語。