西暦203X年8月11日、とあるライダーがお盆休みを利用して北海道ツーリングを楽しんでいたときの事であった。
昼の目的地と定めた稚内へと差し掛かると、山手にあった自衛隊分屯地から爆発音が響き、黒煙が立ち上り始めたではないか。何事かと山を見上げながらバイクを走らせていると、目前から怒鳴り声が聞こえ、ぶつかるかと思った矢先に銃撃を受けてしまったのだった。
自衛隊明記が成った近未来の日本で、果たして改憲は正しい道であったのかが問われる事件が起きた。
憲法改正は本当に正しかったのか。政府は、自衛隊は、どう動くことが出来るのだろうか。
ひとりの青年の危機から始まる一つのシミュレーション