突如として世界中に現れた魔物「コボルト」は、人間に襲いかかり、瞬く間に勢力を拡大。新たな地球の支配者となった。世界の人口は急減し、多くの国が無政府状態に陥る中、齢42になる最強の傭兵・拓哉は、自身の所有している無人島で長い休暇を満喫していた。
コボルトの出現から約半年が経ったある日、拓哉は本土に上陸。何も知らない彼は、変貌した世界に戸惑いながら街を彷徨い、コボルトに襲われているヒロイン・文香と出会う。敵を皆殺しにした拓哉は、彼女から事情を聞くことで大まかな状況を把握。そして二人はチームを組み、コボルトと戦う「戦闘員」として拠点で過ごす。
拠点での拓哉は目覚ましい活躍ぶりで皆に一目を置かれる。しかし、コボルトの脅威は苛烈さを極めていき――。