王都の貴族学院に通う王国の第二王子フレドリックは、かつての敵国である帝国からの留学生である皇女の世話をしていた。彼女は控えめな人だが、聖魔法で人を癒やす事を躊躇わない善人だった。一方、そんなフレドリックの従兄弟である王弟モントローズ公の次子スチュアートは、怪しい平民街の占い師を追っていたが、この占い師は貧民街で孤児の面倒をみる様な女でもあった。物価高騰対策を献策した占い師はモントローズ公の関心を買った。続いて王都の騒動の原因となる危険薬物の告発があり。貴族学院でフレドリック襲撃事件が起こったものの、薬物押収は行われた。そして帝国皇帝が訪れる時、更なる騒動が…そして皇帝と彼女がまみえる時、舞台は帝都へ移る。帝都では、跡継ぎ争いに関わる不正に関わった者へ捜査の手が伸びたが、正妃と疑惑の子は捕らえられたものの、正妃の後ろ盾のレノックス公は逃げ延びた。そうして、レノックス公の手のものによる王国内宣伝工作と買収工作により、王国から帝国への非公式の派兵が行われた。その名目上の指揮官は第二王子フレドリックだった。
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